DTFで出力したプリントシートを使って、ECサイトを運用する企業やブランドが増加の傾向にありますが、どの様なポイントに注意して利益を出すのか?気になる所だと思います。
重要なのはDTFの特徴を最大限に活用する事
DTFの最大の利点は何か?を箇条書きにしました。
- 版下代金が不要
- 在庫のスペースが不要
- 生産コストが安い
- フルカラー印刷が可能
- 物流経費の削減
- 生産時間の短縮
- 様々なアイテムへの流用性が高い
- 小ロット生産が可能
版下代金が不要
シルクスクリーンなどで必要な版下代金は、業者間でも1版、約2,000円〜4,000円となります。
この代金はカラー毎に必要で、2カラーなら×2の代金が必要です。
DTFプリントではこの代金が必要ありませんので、初期投資が少なくサンプルなどの1枚生産も可能です。
在庫のスペースが不要
Tシャツやスウェットなどの商品は、アイテムそのものの在庫スペースが必要です。しかしDTFのシートは紙とほぼ変わらない大きさですので、多くのDTFを保管する事が可能です。
生産コストが安い
無地のボディーを仕入れ、DTFでプリントした場合の価格は、Tシャツ約400円 DTF約300円程度となり、1500円で販売しても減価率は50%以下に抑えられます。
安くTシャツとDTFが手配できる環境であれば、海外生産よりもメリットが見込めます。
フルカラー印刷が可能
シルクスクリーンですと、カラー毎に代金がかかります。プリント代金は業者間で1色100円〜150円です。4色のプリントになると最低でも400円と、伴いプリント工場から送料などの経費がかかります。
物流経費の削減
商品を生産する場合は、業者間での物流経費がかかります。無地ボディーの仕入れ・プリント・付け替え縫製など、1箇所で全て請け負えるワンストップ企業に依頼する事でコストの削減に繋がります。
生産時間の短縮
海外生産では、韓国・中国の近場でも生産量によりますが、1ヶ月ほどの時間がかかります。DTFでの生産は、小ロット〜中ロットでも2週間もあれば生産が可能です。オーダーに慣れた会社ですと、2日で100枚程度の生産は十分に可能です。
様々なアイテムへの流用性が高い
DTFでプリントシートを作成すれば、Tシャツ スウェット トートバッグなどの流用が可能です。DTFの在庫リスクをアイテムでカバーする事によって、Tシャツは夏しか売れないスウェットは冬しか売れないなどのリスクを回避する事が出来ます。
こちらはSnatch様に許可を頂いている画像です。
小ロット生産が可能
アパレル生産には必ずと言って良いほど、ミニマム(最低生産数量)があります。その為に小ロット生産は海外の生産でも単価が高くなります。メンズTシャツ5.6ozを数千枚オーダーした場合で、バングラデシュで約300円。中国では550円ほどの生産コストになります。(2024年)
DTF生産でECサイト販売・運営の重要ポイント
DTFで、無地ボディーを仕入れ販売するには、ワンストップで小ロットでもDTF作成代金が安く、無地のボディーを安く仕入れる事。また、DTFの印刷は簡単ですので自身でプレスをする事によって経費が抑えられます。
弊社でも無地のボディー (Tシャツ スウェット パーカー)など卸値にてご提供させて頂いております。
他社価格との比較でも構いませんので、ご連絡頂けるとお見積もり致します。
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