DTFプリントの剥がれについてご心配な方へ
DTFプリントシートには剥がれやすいデザインが存在します。1mm以下の細い線は接着剤の付着が少なく、剥がれやすくなってしまいます。
細い線が必要な場合は、下地にプリントを配置するか、別の方法でのプリントを推奨致します。

上記のNG画像はU.S.A. GBRの文字が剥がれやすくなってしまいます。DTFプリントに限らず、シルクスクリーンプリントでも細い線は目詰まり等ございますので、デザインには予め配慮が必要です。
剥がれた箇所にクッキングペーパーを引いてアイロンをかけるか、裏側からアイロンをかける事によって再度接着する場合がございます。
DTFの印刷でプリントの剥がれの心配がある方は、原則細い線でのデザインは避けた方が良いです。物理的な問題で、どの会社でも同じ問題を抱えています。
DTFのデザインに問題がない場合
DTFのデザインに問題がない場合の剥がれの原因は、接着の不足が上げられます。
- DTFシートにホットメルトパウダーの付着が十分ではない。
- 接着する際に、温度や圧力が不足している。
DTFシートにホットメルトパウダーが十分に付着していない場合は、目視で確認が可能です。ホットメルトパウダーが付着している箇所は、透明なコーティングがされており厚みがあります。
接着時に温度と圧力が不足している場合は、十分な温度と加圧を確認して下さい。欲を言えばアイロンプレス機を使用して下さい。
経年劣化による剥がれについて
DTFの堅牢度は十分にありますが、経年劣化によるプリントの剥がれにつきましては防ぎ様がありません。もしホットメルトが生きている場合は、衣類を反対・またはクッキングペーパーを敷いてプリントに直接アイロンが当たらない様にプレスして下さい。
軽度な剥がれな場合は再接着する場合があります。
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