
DTF プリント シートのレイアウト注意点
デザインの細い線は要注意
DTFプリントシートだけではなく、シルクスクリーンプリント、転写やカッティングシートでも、プリントする際に細い線は印刷時に問題が生じることが多いです。
シルクスクリーンプリントの場合は、インクの目詰まりや、スクリーン作成時の感光時に、感光の不足によるデザインの欠損などがあります。
DTFプリントシートに限らず、1mm以上の線でデザインをする事でトラブルの改善になります。
細かい文字には特に注意して、下地に色を付けるなどの対策をお勧めします。
実寸でのデータ作成
ご自身でDTFプリントの機材をお持ちであれば、専用のソフトで調整する事が出来ますが、そうでない場合は、実寸でのデータ作成をする必要が有ります。
データの拡大・縮小時にミスなども予測が必要ですし、DTFプリントシートを出力する側は、データ=出力内容と言うケースが多いです。
DTFデータの作成時にはご注意ください。
レイアウトの密着
DTFプリントシートは、規定のサイズ内にデザインを入れ込む事が可能です。しかしながらデザインを詰めすぎて、並びのデザインがくっ付いてしまう場合があります。
データ出力の会社は、「データを出力する」代行のサービスですので、デザインがくっ付いてしまった場合は、データ作成者の落ち度になる可能性がありますので、十分な注意が必要です。
DTFプリント データ作成サンプル
データの作成サンプルを画像にて表示していますので、ご参考程度にご閲覧下さい。



DTF プリントにおける注意点などはこちらを参照してください。
DTF 作成 入稿データについて
DTFの販売業者が提供する価格は面積に依存します。従って、レイアウト次第では損をしてしまう事や、勘違いが発生する可能性があります。

画像は10cm×10cmのデザインです。
10cmのDTFを依頼したときは問題ありません。
10cm以下のデータを作りたい場合、何センチに縮小して欲しいか?を伝えなければいけません。
10cm以上。例えば20cmでDTFを作りたい場合、画像を引き伸ばしますので、解像度が下がり荒いボケた画像になります。

画像は2cm×2cmのデザインです。
2cmのDTFを作る場合は問題ありません。
が2cmのDTFを少量作るのはコストが高いです。
10cmの正方形にデータを入れ込む方が経済的

画像は2cm×2cmのデザインを10cmの枠に入れ込んでいます。
10cmの枠には2cmのデータは5つ入りますが、実際には、2cmのデータを10cmに5つ入れると、カットする空白がなく、デザインがくっついてしまいます。

画像は2cm×2cmのデザインを10cmの枠に入れ込んでいます。
2cm×2cmのデザインであるなら、16個のデザイン配置が一般的です。
DTFのデザインをレイアウトする方法
現在Adobeのアプリケーションを使わずとも、canva などのサービスが流行しており、十分にその機能を備えています。
デザインをpngの透過でも保存が可能ですので、ご利用してみるのも良いでしょう。
コメント
初めまして。
DTFシートを依頼したいのですがA3のシートにデザインを詰めた状態で送りたいのですが
イラストレーターで送りたいのですがファイルが大きいと表示されます。
メールでもよろしいでしょうか?よろしくお願いします。
お世話になります。ご連絡有り難うございます。
データサイズが大きい場合には、データ便などのURLを本文に記載して頂けると助かります。
また、お問い合わせ
https://printsheet.shop/dtfprint-toiawase/
にてご連絡頂きましたら、弊社の担当からご連絡させて頂きますので、その際にメールにてデータを送付頂けると幸いです。
宜しくお願い致します。